宇宙ゴミ問題が深刻化
- okatazukenet
- 2022年9月26日
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地球上でもゴミの問題は深刻化してきていますが、どうやら宇宙でも同様の問題が起きてきており、人工衛星を打ち上げた際に使ったロケットの残骸などの宇宙ごみであるスペースデブリが、今後10年間で、地上に落下して死傷者を出す確率が10%に上るとの分析結果が出たのだそうです。

なんでも宇宙開発の進展に伴い、近年ロケットの打ち上げ回数は増加し、そのリスクが累積し以前考えられていたより危険度が高まっているのだそうで、運用を終えたロケット本体や人工衛星など数ミリからバス程度の大きさの宇宙ゴミがあるのだとか。
2016年にスペースXの燃料タンクがインドネシアに落下し、20年には中国の運搬ロケット「長征」の一部がコートジボワールの2つの村に落ち、22年7月末にもフィリピン近海で同様の事象が発生しているとのことで、論文によれば、1992年から30年間で1500以上のロケットの残骸が軌道から外れ、そのうち約7割が制御不能になっているのだとか。
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